みょうがの旅    索引 

                    

  ようやく「みちホームページ」出来る 
          (世界戦略情報「みち」平成21年(2669)10月15日第303号) 

●インターネットで流れる情報の氾濫を長いこと疑わしい思いで見てきた。匿名であることを嵩に着て罵詈雑言の限りを尽くす醜態を見るに堪えなかったからである。だが、ふと気づくと、ネットの情報にはずいぶんとお世話になっている。著名人の生没年を調べたり、新聞で読んであることを文章の中で書こうとして人名表記や日付などを調べるのに、インターネットは便利である。インターネット世界だけで閲覧される百科事典のウィキペディアにも大いにお世話になっている。物を買うにも、時間の余裕があれば同種の商品をあれこれ比較考量して、店によって違うその値段も比べられる。阿修羅の掲示板(http://www.asyura.com/)などにも注目の記事や意見が屡々載るようになって久しい。
●インターネットは使いようであって、結構便利だと思ってから、弊誌みちのホームページを作ろうと志したのは、かなり時間が経ってのことだが、さてどうしたらよいものか。経済的余裕があればホームページ製作専門の会社に頼めば事は済むのだが、日々かつかつで漸く生き延びている弊紙にはどだい無理な話である。
 パソコン雑誌の記事やネットで情報を集めて何とか無料でホームページが出来そうな目処がつき、無料のレンタルサーバー(みちホームページが間借りするネット上の装置)に申しこんだのが今から二年前である。
 それから悪戦苦闘して、斯界の先達である同志亀山信夫の懇切な助言に助けられながら、この一〇月になってからやっとこれがみちのホームページですと言える代物になった。本号最上部に載っている http://michi01.com/ というのが、弊誌みちのアドレスである。
●さて、いわば私事に過ぎないことをくだくだと述べたのは、弊誌が皆さまのおかげで三〇〇号という大きな節目を迎えることができ、その上に立って次に何ができるかを考えた答えの一つがホームページの開設であったからである。二年前の最初のホームページの説明文に私はこう書いた。

 先の大東亜戦争に敗れた日本はさらに続く冷戦において徹底的に骨抜きにされ、近時の金融戦争においても世界権力の代理人どもによって完膚なきまでに纂奪されています。もはや日本に拠って戦うべき砦はないのか?
 先の大戦とは、冷戦とは、金融戦争とは、いったい何だったのか?
 そして、いま世界を席巻しているテロ戦争とは?
 このような暴虐非道がまかり通る世界において人類に未来はあるのか?
 対立と衝突と混迷の惨状の分析を通して、人が人として生れた尊さと己れの分を弁えみずからに自覚した使命を果たしつつ義理と人情に結ばれて厳しくも親しく生き、わが国と世界とが共生できる人類共通の文明を模索し提案する文明戦略情報誌。

 いささか気負いすぎた感はあるが、最後の下りに述べている決意には今に何の変化もない。
 本号常夜燈に述べるように、「いわゆる議会制民主主義という虚妄のイデオロギー一色に塗り潰されようとしている世界に対し、根底からの疑義を主張している」北朝鮮を善導するのが日本人の義務であり使命であると信じる。酷薄冷徹な現実世界であればあるほど、われわれ日本人は自らの義を立て、同じく義に生きる民を救わねばならぬ。
 拙い構成ではあるが、ようやくにして出来たこのみちホームページが、我々の意志を広く知らせるのに役立てばと願うばかりである。