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 巨大地震「東北関東大地震」が日本を襲う 
             (世界戦略情報「みち」平成23年(2671)3月15日第334号) 

●去る三月一一日午後二時四六分ごろ、東北地方の三陸海岸の沖合を震源とする超巨大地震が発生した。地震規模は当初M8・8と気象庁から発表された。これは平成七年一月一七日に発生したM7・3の阪神淡路大地震に比べるとエネルギー規模が一八〇倍とも七〇〇倍とも報道されたが、その後に地震の規模はM9・0と訂正され、観測史上未曽有の超巨大地震であったことが明らかになった。
 もっとも震度が高かったのが宮城県栗原市で震度7にも達したという。東京でもこれまでないほど大揺れに揺れた。報道では震度5弱と発表されたが、初めて経験する大地震であった。その後もM5・0を超える余震が一五日朝現在で二〇〇回以上も続発し、現在に至るも収まる気配を見せていない。最初の超巨大地震の震源地は岩手県三陸海岸沖だったが、その後も引き続いて岩手県から千葉県にかけて沖合の南北五〇〇キロ東西二〇〇キロに及ぶ広大な地域で大地震が続発している。
 これらの地震によって津波が発生、岩手県から千葉県に至る太平洋沿岸の地域に巨大津波が波状的に襲ってきた。場所によっては二〇メートルもの高さがあったという。
 被害も深刻である。現在発表されている人的災害は死者一八〇〇人以上、行方不明者一万七〇〇〇人以上、避難している人が四五万人以上とされているが、被害状況が把握されるにつれてどんどん甚大になってきている。家屋倒壊などの物的被害についての被害状況は今まだ手をつける余裕もない。
●宮城県から福島県の太平洋沿岸には女川原発に三基、福島第一原発に六基、福島第二原発に四基、東海第二原発に一基という合計一四基の発電用原子炉が立ち並んでおり、「原発銀座」とも称されている。このうち定期点検中ですでに停止していた福島第一原発三基を除く一一基も今回の地震により自動停止したが、冷却装置の損傷によって福島第一原発の一号機基が一二日、三号機が一四日に水素爆発、二号機でも一五日に放射能を閉じ込めておく最後の砦が破れ放射能漏れが始まった。今まさに日本で原子力発電事業が始まって以来最大の危機を迎えている。
●今回の巨大地震が地震兵器によって人為的に引き起こされたとする意見がある。日本に巨大地震を発動したのは米国アラスカ州のガコナを基地とするHAARP(High Frequency Active Auroral Research Program=高周波活性オーロラ調査プログラム)ではないかというのである。
 株式市場の動きでも福田組とショーボンド建設が異常な動きをしたとする指摘がある。三時の大引け前の数分間でストップ高になる大量の取引があった。つまり巨大地震が発生するのと同時である。報道では詳細が発表されていない段階で、事前に知っていなければありえない取引だという。その後の株式市場はリーマンショック以来の全面安になっている。
●いずれにせよ軽々に判断できる問題ではないが、ただ一つ日本が未曾有の危機に襲われていることは紛れもない事実である。度重なる激震と大津波、さらには甚大な原発事故に見舞われるという未曾有の大災害は神意なのか、それとも人為なのかによって、考えは大きく変わってくる。われわれはわが子孫たちに教訓として何を残すのかを念頭に置きつつ、まずは災害に遭われた方々への救済が最優先する。義援金を送るなど各自にできることをすぐにも実行しなければならない。